
漫画「かりそめの公爵夫人」50話の原作/韓国版の小説を先読みして読んだので、あらすじ&ネタバレをご紹介します。
かりそめの公爵夫人50話【原作】韓国版のあらすじ込みネタバレ
イヴォナの前世の記憶よりもずっと早くに始まった帝国内での伝染病の流行。
その原因はイヴォナが予想した通り、虫の形の魔獣のようです。
伝染病の拡大する地域に設置された浄化の彫刻も、思うように効果を発揮しません。
一刻も早く解決策を見つけないと多くの犠牲者が出てしまうことを知っているイヴォナは、悩んだ末に一筋の希望を見出しました。
イヴォナからクロードへのお願い
宮殿へと戻ったイヴォナはクロードへ自分が見てきた現状を話します。
彼女と同様に彫刻の力が発揮されないことを懸念するクロード。
イヴォナは聖騎士長はもう報告のために神殿へ出発したと聞き、安堵します。
自分がしようとしていることが神殿に敵対することになるのでは、と密かに案じていたのです。
イヴォナはクロードに、一つお願いをします。
伝染病の治療法を調べるイヴォナ
イヴォナがクロードに頼んだこと、それは書斎へ入らせてもらうことでした。
王宮の図書館ほどに広くて歴史を持つ家の書庫ならば、何かいい方法が書いてある本が見つかるのではないか、と考えたのです。
イヴォナは書架を見て回るうちに読みたい本を見つけますが高いところに置いてあり手が届きません。
背伸びをして一生懸命引っ張り出しますが、重さがあるその本はイヴォナの頭上に落下してきてしまいます。
落下してきた本が直撃することを覚悟したイヴォナでしたが、なぜかいつまでも本は落ちてきません。
驚いて振り向くと、背の高いクロードが落ちてきた本を代わりに掴んでくれていたのでした。
忙しいはずのクロードでしたが、イヴォナが本を探すのを手伝いに来てくれたのです。
感謝の気持ちでいっぱいのイヴォナはしかし、クロードに自分の考えを話すのはとても緊張することでした。
なぜなら神殿が担当する伝染病の治療法を個人で探すことは、神殿の力不足を疑うことともとられかねず、神殿の冒涜となり得るからです。
イヴォナは、聖剣の騎士として特に神殿と近い存在であるクロードが気を悪くしても仕方ないことだと覚悟していたのでした。
しかし、彼女の予想に反してクロードは、個人で治療法を探してみるのも有意義だとイヴォナを称賛します。
それだけではなく、役に立ちそうな本を教えてくれるクロードの協力的な姿勢に、イヴォナはとてもホッとしました。
嫉妬するクロードとついに見つかった伝染病の記録
イヴォナは、クロードは聖剣の騎士で魔力が高いので、伝染病にかからないのが幸いだと声をかけます。
自分を心配するイヴォナの思いやりに言えませんでしたが、クロードは何か素直にうなずくことができない事情があるようです。
資料を読むイヴォナは、薬をつくる際に手伝ってもらうフェイランと、その通訳としてステファンを書斎に呼んでもいいかとクロードへ尋ねます。
承諾したクロードでしたが内心は嫉妬でいっぱい。
ついに自分の書類を書斎へ持ち込み、ふたりがイヴォナと話す様子を直接見張ることに決めたのでした。
そんななか、イヴォナはとうとう今回のものと同じ伝染病の記録が書いてある本を見つけ出します。
かりそめの公爵夫人50話の読んだ感想
イヴォナが思いついたのは自分で治療法を探し出すことだったようです。
彼女の熱意と、クロードを気遣う姿勢に心を打たれます。
そんなイヴォナは気づいていないものの、実はイヴォナへの独占欲があふれているクロード。
フェイランとステファンがあとでクロードに絞られないか、心配です…
まとめ
今回は漫画『かりそめの公爵夫人』50話の原作/韓国版の小説を先読みお届けしました。
当サイトではピッコマ漫画の通常/日本語版のネタバレもご紹介していますので、そちらもぜひ読んでみてください。