
漫画「シャーロットには5人の弟子がいる」は原作、漫画YongYong先生の作品でピッコマで配信されています。
今回は「シャーロットには5人の弟子がいる」45話を読んだので、見どころやネタバレ込みあらすじ、考察予想や読んだ感想をご紹介します。
ユリアンは蘇る記憶の断片と今目の前にいる師匠と呼ぶ男が本当に探していた師匠なのか混乱してきました。命令に従わないユリアンを殴り力づくで従わせようとするアトルにシャーロットは容赦なくつかみかかるのでした。
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シャーロットには5人の弟子がいる45話の見どころ・考察予想
ユリアンを殴ったアトルに、シャーロットは飛び掛かって地面に叩きつけました。
静かに・・・ですがかなり頭にきている様子のシャーロット。
しかし、そう簡単にユリアンの記憶は戻らないので、我に返った彼女はアトルを助けるためにシャーロットに矢を向けました。
シャーロットはそんなユリアンに静かに語りかけます。
ユリアンは自分の潜在意識と記憶の混迷に戸惑いますが・・・。
シャーロットには5人の弟子がいる45話のネタバレ込みあらすじ
シャーロットに首を絞めつけられ、「リエル」と助けを呼ぶアトル。
ユリアンの頭にはいくつかの場面が浮かんでいました。
シャーロットに矢を向けるユリアン
初めてアトルを見た日と、昨夜まっすぐユリアンを見据えた少女の瞳と両手を広げ「受け止めます」とユリアンをしっかり見据えた黄金色の瞳が交差し・・・。
そのとき「リエル!」とアトルの大声がしてはっと我に返ったユリアン。
そう叫ぶアトルの手をひねり上げ、シャーロットは「そのリエルはもういない」と言いました。
ユリアン自ら思い出すことを待つつもりだったが、お前の方は消しといたほうが良さそうだと手に力を込めます。
アトルは記憶を失う前のユリアンを目の前の少女が知っていることを悟りました。
そのとき、ユリアンは魔法の弓をシャーロットに向け、そこまでですと・・・。
アトルがこの女が昨夜俺が見た奴だ!今すぐ始末しろと命じます。
同時に、拘束されていた護衛たちの魔法が解け、シャーロットめがけて突進してきました。
そこでキルハルトが魔法で防護柵を作り足止めをし、むやみに近づくとケガすると凄味ます。
シャーロットはすっくと立ちあがり、ユリアンと名を呼びました。
ユリアンが矢を放てない理由
シャーロットはユリアンの弓の先を自分の額に持っていき、射っても構わなと言いました。
私に向けて矢を射るならお前に従おう、すぐにでもその場から消えてやる。
その代わりそれができないなら何も言わず私の話を信じなさい、そう語り掛けるシャーロット。
アトルが「殺せ!」と叫びました。
俺を殺そうとした奴の話に耳を貸すな!と喚き散らします。
そのとき、相手の魔術師がキルハルトの柵を打ち破りました。
キルハルトが男たちの後ろに回り、命が惜しくないんですねと言ってやっつけ始めます。
一方シャーロットはここまでしたくなかったが、と言いながら結んでいた髪をほどきました。
アトルはキルハルトたちが戦っているすぐそばで縮こまりながらも、相変わらずユリアンに殺せと命令しています。
アレを師匠だと信じ込んだ理由はわからないが、あんな者でも信じたくなるくらいお前にとっては必要だったんだろうとシャーロット。
そして、自分に向けて矢を放てずにいる理由をもう一度考えてほしいと言いました。
信じてくれるなら、自分たちがどう出会ったか、何を成し遂げどんな道を歩んできたか話してあげると言って眼帯をつけるシャーロット。
お前が忘れていても私が全て覚えている。
だから・・・私を信じて・・・。
そのときユリアンは人々から追われて高い塔の窓に追い詰められた時の光景が脳裏に浮かびました。
勇気を出して踏み出した1歩の先には、黄金に輝く羽を広げユリアンを受け止めたその人の黄金色の瞳が・・・。
ユリアンは弓を下しました。
その様子を見ていたアトルは、リエルは俺のものだと言って剣を手にシャーロットに向かって・・・。
シャーロットには5人の弟子がいる45話の感想&次回46話の考察予想
ユリアンは完全に記憶のを取り戻したのでしょうか?
そこのところはわからないのですが、「師匠」と呼ぶ人との出会いの瞬間の光景だけじゃなくて、胸に刻まれた信頼も思い出したようです。
アトルを師匠と呼んで慕うことで、なんとか心の平静を保っていたのでしょう。
善悪とか、そういうことを考えずに、ただ師匠の言葉だけを信じていればいいんだと暗示にかけていたのかもしれませんね。
それだけ、シャーロットを失ったことはユリアンにとって辛いことだったのでしょう。
それは他の弟子たちにも言えますけど。
まとめ
今回は漫画『シャーロットには5人の弟子がいる』45話の見どころやネタバレ、感想をご紹介しました。
ユリアンは目の前に現れた少女と、今まで自分が師匠と信じてきたアトルとの間で揺れ動きます。
師匠の言葉は絶対なはずなのに、少女を手にかけることがどうしてもできない自分に困惑するのでした。
そして、シャーロットは昔のように眼帯を身に着け、ユリアンに静かに語りかけます。
ユリアンはシャーロットに向けていた矢を下しますが、激高したアトルがシャーロットめがけて剣を!