
漫画「かりそめの公爵夫人」63話の原作/韓国版の小説を先読みして読んだので、あらすじ&ネタバレをご紹介します。
かりそめの公爵夫人63話【原作】韓国版のあらすじ込みネタバレ
とうとうイヴォナとクロードの旅行も最終日を迎えました。
ふたりは、前日も2日前にも工事中で閉鎖をしていた薬草市場を再度訪ねます。
薬草市場に向かうふたりは透明魔法と無音魔法がかけられた怪しい馬車が街中を走っているのに遭遇しました。
不審な馬車はふたりが行こうとしていた薬草市場の中へと消えていきました。
市場の前に立ったイヴォナは、中へ馬車が集まっていること、そして市場を覆う結界から馴染みのある魔力が感じられることに気が付きます。
結界を破って中へと侵入したイヴォナはトリスタンに再会することとなったのでした。
トリスタンを責めるガスパール
イヴォナと再会したことで苦い記憶がよみがえったトリスタン。
ガスパールと惹かれ合っていたものの次第に彼に利用され、イヴォナとの能力の差も比較されるようになった記憶です。
外国から薬草を仕入れようというガスパールの主張を押し切り、自身での栽培を試みたトリスタンでしたが彼の計画は結局失敗に終わってしまいました。
ガスパールのことを思っての計画が失敗して落ち込むトリスタンのことをガスパールは激しく責め立てます。
イヴォナと比較してトリスタンの力不足を責めるガスパールの言葉に、トリスタンはまた人知れず悔しい思いをかみしめるのでした。
イヴォナに追い越されたトリスタン
イヴォナは昔は大人しい子どもでした。
イヴォナはいつも自分を見るたびに母の面影があると激昂する父親とトリスタンが和やかに話をしているのが羨ましいと言っていました。
神獣を召喚できるようになれば可愛がってもらえるか、というイヴォナの背中を押したのはトリスタンでした。
彼はきっとそうだ、と幼いイヴォナを勇気づけたのでした。
しかし内心では自分にも難しい召喚術が、5歳も年下のイヴォナにできるはずがないと馬鹿にしていたトリスタン。
一方、父親に認められたい、何か一つでもトリスタンに勝ちたい、と勉強を続けていたイヴォナはみるみるうちに魔法の使い方をおぼえ、トリスタンより強い神獣を召喚できるようになっていました。
トリスタンが軽んじている間に大きな権力をもつクロードとの結婚も決め、治療薬の発明で皇帝にも名が知れたイヴォナ。
トリスタンは何の苦労もないように見えたイヴォナがどんどん力をつけて成功していくことに大きな敗北感と不平等を感じていました。
イヴォナとクロードとの再会に激昂するガスパール
そんなイヴォナが目の前に再び現れたことで取り乱すトリスタン。
騒ぎを聞きつけて彼らの前に現れたのはガスパールでした。
驚くガスパールにイヴォナは薬草を栽培して他国に売ろうとしていたのか、と尋ねます。
大したことはないと馬鹿にしていたイヴォナに自分たちの企みが見破られたこと、そして昔から憎らしく思っていたクロードがいることに腹が立ったガスパールでしたが、同時に彼らに隠し事はできないと自分の負けを認めることになったのでした。
自分には「黄金の召喚師」と呼ばれるほどの力はなく、皇帝に隠して儲けを得ようとしていたことを白状したガスパールにクロードは、皇帝に報告するつもりだと冷たく告げます。
怒りに震えるガスパールは最後に、自分に捨てないでとすがったのはイヴォナのくせに、と言い捨てます。
クロードが知らなかったその事実が知らされた瞬間、空気がサッと冷たくなるのを感じました。
その言葉を聞いたクロードは他の人の言葉にも耳を貸さず、ガスパールとふたりで話がある、と彼を追いかけていったのでした。
かりそめの公爵夫人63話の読んだ感想
緊張感あふれる4人の様子と、それぞれの過去が交差することでピリピリとした空気感が伝わってくる今回のエピソードでした。
イヴォナが話していなかった事実を思わぬ形で知ってしまったクロード。次回の話も楽しみです。
まとめ
今回は漫画『かりそめの公爵夫人』63話の原作/韓国版の小説を先読みお届けしました。
当サイトではピッコマ漫画の通常/日本語版のネタバレもご紹介していますので、そちらもぜひ読んでみてください。