
漫画「かりそめの公爵夫人」64話の原作/韓国版の小説を先読みして読んだので、あらすじ&ネタバレをご紹介します。
かりそめの公爵夫人64話【原作】韓国版のあらすじ込みネタバレ
街中で見かけた怪しい馬車を追って、薬草市場へたどり着いたイヴォナとクロード。
結界を破って突入したふたりは、工事中と偽って市場に結界を張り、薬草を他国へ売りつけていたのがトリスタンとガスパールであることを突き止めます。
どこかピリついた様子で向き合う4人。
自分の負けと、薬草で儲けを得ようとしていたことを認めたガスパールでしたが、去り際に言い捨てた、イヴォナと過去に関係があったことを匂わせる発言がクロードの怒りに火を点けたようでした。
クロードはここで待っているようにとイヴォナに告げると逃げるように去っていったガスパールを追いかけていきました。
その姿はまるで違う人のように冷たい怒りで満ちていました。
イヴォナに取引を呼びかけるトリスタン
クロードを呼び止め、追いかけようとするイヴォナにトリスタンが声をかけます。
優しそうな表情とは裏腹に、クロードに愛されずかりそめの公爵夫人になるかと思っていたイヴォナがクロードと仲良くやっているようで安心したというその言葉は悪意に満ち溢れていました。
イヴォナに昔のような優しい言動を期待するトリスタンでしたが、イヴォナは勝手に理想像を押し付けるなと強い態度で反発します。
自分が知っていたイヴォナとは違うと気が付いたトリスタンは、驚くことに突然涙を零しはじめました。
そしてトリスタンは泣きながらここで見たことは秘密にしてほしいとイヴォナに頼むのでした。
トリスタンに優しく声をかけるイヴォナ
イヴォナは自分とガスパールのことを見逃してくれ、と頼むトリスタンのことを憐れんでいました。
トリスタンは能力がありながらガスパールのために悪事にも手を染め、こそこそと外国へ渡って薬草を栽培しています。
イヴォナはトリスタンに、こんな仕事をするには勿体ないと告げるのでした。
そしてイヴォナはトリスタンに、自分勝手なガスパールのそばで自分を押し殺して働くより、自分たちのもとで働かないかと伝えました。
イヴォナはクロード以外知り合いもいない北部で暮らすことは内心寂しく、能力があって気心が知れた従兄であるトリスタンが一緒にいてくれたら嬉しいと言い、この言葉はトリスタンの心に響きました。
自分を認めてくれないガスパールのもとで働くことに疲れ果てていたところのイヴォナの言葉はトリスタンにとってとてもありがたい提案だったのでした。
イヴォナはトリスタンに、検討してもし気が向いたらいつでも来るようにと微笑みました。
しかし内心は真っ赤な嘘で、これもトリスタンとガスパールに対する復讐であり罠なのでした。
逃げるガスパールにクロードは…?
そのころ、ガスパールは馬車を走らせていました。
彼は一刻も早くイヴォナとクロードから離れたいと思っており、そのためならパートナーであるトリスタンのことも見捨てて構わないと思っていました。
急いで馬車を走らせる彼の目に、信じられないものが飛び込んできます。
それはいつのまにか先回りをしていたクロードでした。
馬車に乗った自分よりも先に到着しているクロードに驚いたガスパールでしたが彼は怯みませんでした。
むしろクロードが持っているのがみすぼらしい剣一つだけだと知って自信をつけたガスパールは、スピードも緩めず真っすぐにクロードへ突進していきます。
あわや大事故、と思った瞬間。
ガスパールは馬車から投げ出されていました。
クロードが馬車を斬ったのです。
地面に投げ出されたガスパールを見下ろしたクロードは話をしよう、と語りかけるのでした。
かりそめの公爵夫人64話の読んだ感想
イヴォナとクロードの穏やかな普段の姿からは想像がつかないような冷たい表情に背筋が凍る思いでした。
復讐に燃えるイヴォナの言葉にまんまと騙されたトリスタン。
次回の展開がとても楽しみです。
まとめ
今回は漫画『かりそめの公爵夫人』64話の原作/韓国版の小説を先読みお届けしました。
当サイトではピッコマ漫画の通常/日本語版のネタバレもご紹介していますので、そちらもぜひ読んでみてください。