
漫画「ある継母のメルヘン」は原作ORKA先生、漫画Spice&Kitty先生の作品でピッコマで配信されています。
今回は「ある継母のメルヘン」35話を読んだので、見どころやネタバレ込みあらすじ、考察予想や読んだ感想をご紹介します。
ある継母のメルヘン35話の見どころ・考察予想
シュリーは貴族院議会の終了後、リシュリュー枢機卿に奇妙な警告をされて気分が落ち込んでいました。
屋敷に帰る前に気持ちを落ち着かせようと皇室の礼拝堂を訪れたシュリー。
そこで、祭壇の前でうなだれるノラを見かけます。
声をかけると、ノラは大粒の涙をこぼしてシュリーにすがりつくように名前を呼びました。
シュリーは驚きましたが、大丈夫だと優しく声をかけます。
ノラは直情型だと予想はつきましたが、人前で涙を見せるなんて何があったのでしょう!?
ニュルンベル公爵家は、何かしら問題を抱えているように感じていましたが、ノラの孤独が少し見えた気がします。
35話では、ノラと父親である公爵との溝が描写されています。
それが、皇室の事情と関係しているようにも・・・。
そして、シュリーの懸念をよそに、皇室と教会の間に不穏な空気が流れています。
皇太子がシュリーに接近していることもあるので、巻き込まれてしまいそうです!
ある継母のメルヘン35話のネタバレ込みあらすじ
ひとしきり泣いて少し落ち着いたノラ、はずかしい姿を見せてしまったと口にします。
涙を流すことは恥じる必要はない、いつか泣きたくても思い切り泣くことができない時もやってくるのだから・・・シュリーは慰めました。
ノラを慰めるシュリー
すると、ノラは「そのせいですか?」と聞きます。
シュリーは悲しい顔をしている時はあっても、泣いているところは一度も見たことがないと言いました。
シュリーは改めて、ノラと会う時はいつも悲しい顔をしていたのかと考えていると、ノラがひとつ訊きたいことがあると言います。
そこで、シュリーのことを名前で読んでいる無礼に気付いたノラ。
シュリーは歳は若くても夫人なのです。
シュリーは察して、名前でいいと言いました。
ノラは、シュリーから見ても自分が救いようのないやつに見えるのかと尋ねます。
彼は、口々に口を開けば嘘ばかりのニュルンベル家に似合わない存在だと陰口を叩かれているのでした。
他の奴らに何を言われようとどうだっていいけど、今日父を探しにここに来た時に、全てが事実であるように思えて立ち上がることができなくなったと話すノラ。
ノラは、自分のことを殆ど知らないシュリーにこんなことを訊ねるのはおかしいと自覚しているのです。
でもシュリーは絶対にそんなことはないと断言しました。
一緒に過ごした時間は短くてお互いに知らないことが多いのは確かだけど、初めて会った時に何度も助けてくれたこと振り返り、ノラは誰よりも正義感が強くて思慮深い子だと思っていると伝えます。
神妙な顔で聞いていたノラは、それで充分だと言って立ち上がりました。
今から父と闘ってくるから幸運を祈ってくださいと言います。
シュリーに会えて決心がついたと・・・。
シュリーは立ち去ろうとするノラに、辛いことがあったらいつでも会いに来てと言った言葉を絶対に忘れないで、と声をかけるのでした。
教団のきな臭い動きに皇后は・・・
その頃、ニュルンベル公爵は今日の議会の報告のために皇后の部屋にいました。
エリザベート皇后は教団の横暴にも腹を立てていますが、何も言えない皇帝にも苛立っています。
皇帝の王冠は教団から被せられたも同然だと言い放つ皇后。
教団が裏で資金を蓄えていることは周知の事実だから、生誕祭の救済活動については透明性を持たせたことは評価しています。
公爵が、姉上は教会の目的についてどうお考えですか?と訊ねました。
贅沢と享楽を楽しむつもりなら、墜落した司祭たちの懐の金貨で充分なはずだと言い、残る目的はあとひとつ・・・教皇庁直属の聖騎士団の整備だろうと答えます。
聖戦を準備しているのかと公爵は青くなりました。
そんなことはわからないけれど、今の国内の情勢が悪いことは確かだと・・・。
その時、午餐の時間だと侍女が呼びに来たので皇后は皇帝と約束をしていたことを思い出します。
すっかり忘れていたと悪びれない皇后に、公爵はもう少し皇帝に思いやりを持って欲しいと頼みました。
皇后はチラと目をやり、お前がそんな調子だから戦友同士のくせに互いに秘密が多いのだと含みのある言い方をします。
そして、付け加えるように、ノイバンシュタイン家の追悼招宴のときにノラが皇太子に対して失礼なことを言ったらしいと言い出しました。
ノラの無礼を咎め、息子の教育にもう少し注意を払うようにと叱責するのでした。
父の拒絶に心が折れるノラ
頭を抱えて部屋を出たニュルンベル公爵に、父上、とノラが声をかけます。
話があると言おうとするノラに、公爵はなぜ皇后宮まで来たのかと叱りつけました。
ノラが話をしようとしても、ただ怒鳴って聞く耳を持ちません。
仕舞いには、どうしてお前はいつもいつも問題ばかり起こすんだ!!と怒鳴りました。
公爵のその言葉と態度に、ノラの心はすっかり折れてしまいます。
自分の声は届かない、この家の息子は自分ではダメなんだ・・・父は自分を愛していないんだ・・・と、父との間に超えられない壁を感じるのでした。
ある継母のメルヘン35話の感想&次回36話の考察予想
シュリーから見たら、ノラはまだ少年で継子と対して変わらない対象です。
ノラも、シュリーに対してどちらかと言うと年上の友人?
ノラが家の中で居場所がない理由は、父親との確執のようですね。
公爵家の子息として、やんちゃ過ぎる感はありますが、ノイバンシュタイン家の子供たちと比べたら大差ないようにも感じますが・・・。
ノラは今回の件で、父親との和解を完全に諦めてしまったようです。
殻に閉じこもってしまう?自暴自棄になる?
シュリーを頼ってノイバンシュタイン家に・・・なんてことはなさそうですが。
それにしても、教団の動きはきな臭いです。
本当に聖戦の準備をしているのかもしれませんね。
シュリーは、2度めの人生で意図しなくても政治的なことに首を突っ込んでしまっているから、今後もやっかいなことに巻き込まれてしまうかもしれません。
まとめ
今回は漫画『ある継母のメルヘン』35話の見どころやネタバレ、感想をご紹介しました。
「ある継母のメルヘン」はピッコマ限定で配信されているので、他のサービスでは読むことができません。
ですが、人気が出れば電子書籍化されるので、みんなで応援していきましょう♪
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