
漫画「末っ子皇女殿下」は原作SAHA先生、漫画AKEOSTUDIO先生の作品でピッコマで配信されています。
今回は「末っ子皇女殿下」10話を読んだので、見どころやネタバレ込みあらすじ、考察予想や読んだ感想をご紹介します。
エニシャの生誕祭に駆け付けた各国の主要たち。
次々とお祝いの言葉を述べていきます。
賑やかな中、ある人物がエニシャの元へ挨拶に向かいます。
末っ子皇女殿下10話の見どころ・考察予想
エニシャの生誕祭に訪れたザドカル国の皇子カヒル。
みすぼらしい格好や、たどたどしいしゃべり方はとても皇室とは思えないもので、異様な雰囲気です。
贈り物はきれいなオオカミの毛皮。
カヒルをかわいそうに思ったエニシャは助け船のつもりで喜ぶフリをしますが、ヤキモチ焼きのロドゴたちは、カヒルに対抗心むき出しで対応してしまうのでした。
末っ子皇女殿下10話のネタバレ込みあらすじ
エニシャの元へ挨拶に向かう一人の青年。
彼は、ザドカル国の嫡男であるカヒルでした。
やせ細り、みすぼらしい格好で人質のような扱いを受けていて、とても暗い表情をしています。
エニシャはカヒルの死んだような眼を見て、ノクシタやベルアンと初めて会った時と同じ目をしているなと感じます。
カヒルはロドゴたちに向かって膝まづいて挨拶を始めます。
その話し方はたどたどしく満足に教養を受けていない事が分かります。
周囲の人々は、みっともない、王族という事が信じられないと冷ややかな目でヒソヒソとカヒルを蔑みます。
カヒルは、たどたどしいながらも、つまらないノモですが、皇女殿下の為の贈り物を用意いたしましたと話しました。
カヒルの贈り物はレアな毛皮
カヒルの持ってきた贈り物は、キラキラと白く輝くオオカミの毛皮です。
とても珍しい物ですが、あまりにも薄い反応に、エニシャは可愛そうになり少し助けてあげる事にしました。
エニシャは、手を伸ばしながらニコニコと笑い『毛皮キレイ!』と言います。
周囲の人々は、他の贈り物には反応がなかったのに、毛皮には反応したので、エニシャが気にいったと思いざわつきます。
エニシャは、ロドゴにも毛皮キレイと伝えますが、エニシャのその反応に、
『パパのプレゼントが好きか?それとも死んで転がっているオオカミの毛皮が好きか?』と冷たい目で言い放ちました。
それを聞いたエニシャはこいつバカか?と思うのでした。
この質問はパパとママどっちが好き?と言うのと同じ内容で、比べるものではないのです。
エニシャはさらに気づきます。
ヘラードとロシエルもその反応を気にしているのです。
すぐにでも剣を抜きそうな鋭い目つきに罪のない1人の人生が終わってしまうと、奥の手を使うことにしたのでした。
必殺ダイスキ光線発動!
エニシャは、ロドゴからの贈り物のペンダントを握り締め、『ぱぱぁ、しゅきっ!』とにっこり笑っていい、
ロドゴにぎゅーーーーッとしがみつきました。
そして、キラキラ目をして、何も分かんないよ?とアピールします。
その姿はあまりにもかわいくて、ロドゴは思わずエニシャの事を抱きしめます。
ロドゴはしばらく抱きしめると、怒りが落ち着き、カヒルにお礼の言葉を述べるのでした。
ですが、その表情はとても冷たいままでした…。
その後も次々とお祝いと贈り物が続き、エニシャはすっかり疲れてしまいます。
大きなため息をつくエニシャを見て、ロドゴは額に手を当てると少し熱があるようです。
ヘラードとロシエルにエニシャを皇女宮へ連れていくように言い渡すのでした。
ヘラード達のプレゼントも奇抜
ヘラードとロシエルは、エニシャを抱っこして部屋に向かいます。
ドアを開けると、ベッドの前に、先程の狼の毛皮がひかれていました。
エニシャは、どこかに捨てられてると思っていたのに、部屋に置いておいてくれたことが意外でした。
ロシエルは、座ってみる?とエニシャを毛皮の上に座らせます。
その手触りは、とても柔らかくふさふさでとても気持ちのいい物でした。
ヘラードとロシエルはエニシャに『プレゼントだよ』と、光り輝く剣をくれます。
エニシャは、こんなの振り回す1歳児がどこにいるんだと突っ込みますが、ヘラードとロシエルの満足そうな笑顔を見て『あぁ、あんたらなら…』と納得するのでした。
ロシエルとヘラードは、枕の下に置いておくから、怪しいやつが来たらグサッと差すんだよと、笑顔で教えるのでした。
エニシャは、内容はともかくその気持ちは嬉しかったので、ロシエルに抱っこをせがみます。
ロシエルはエニシャをひょいと持ち上げ、『オオカミの毛皮よりずっといいよね?』と尋ねます。
エニシャは、当然笑顔で返事をするのでした。
エニシャ暗殺計画??
その夜、エニシャは、メイドに付き添われて眠りにつきました。
1日中赤ちゃんのフリして合わせていたので、とても疲れていたエニシャは、すぐに眠りに落ちてしまいます。
しばらくして、眠っているエニシャの頬に優しい風を感じました。
目を覚ましたエニシャは、周囲を見回して驚きます。
エニシャのお世話をしているメイドたちが全員倒れていたのでした。
末っ子皇女殿下10話の感想&次回11話の考察予想
盛大に行われたエニシャの生誕祭の宴。
皆きらびやかにお祝いにかけつける中、一人だけ暗い雰囲気のカヒルが余計に目立ちます。
痩せていて、みすぼらしい格好をし、上手くしゃべれないという事は、疎ましい存在として、満足な食事や教育をしてもらっていないという事で虐待もいいとこですよね。
ですが、持参した贈り物の毛皮はとても珍しいものだったので、ザドカル国は何か考えがあるのでしょうか。
そして、夜中に起こった謎の事件。エニシャを狙う暗殺計画?
ドキドキの展開になってきました。
まとめ
今回は漫画『末っ子皇女殿下』10話の見どころやネタバレ、感想をご紹介しました。
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