
漫画「公爵夫人の50のお茶レシピ」は原作Lee Jiha先生、漫画Ant Studio先生の作品です。
クロエをなんとしても陥れようとしているコリン夫人は、マリーを使ってクロエを魔物が棲む氷の池に向わせようと企てます。
何も知らないクロエたちは、その場所にピクニックに出かけようとしますが、騎士団から危険な場所だと知らされ中止することに。
その足でクロエは騎士団の訓練を見学に行くことになりました。
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今回は「公爵夫人の50のお茶レシピ」の25話を読んだので、ネタバレと考察予想、読んだ感想をご紹介します。
公爵夫人の50のお茶レシピの【25話】の考察予想
下級騎士のジェイコブと面識のあるクロエは、コリン夫人の策略に陥らずにすみました。
せっかく出かける気分になっていたクロエは、このまま戻るのも残念に思い、騎士団の訓練を見学することに。
公爵夫人は天使だ・・・感動する騎士たち
クロエとして過ごしてきて、公爵夫人という立場に理解は深めている楓。
上司として部下を労う感覚で騎士たちに感謝の気持ちを伝えたのでしょうが、主からそんなことを言われたことがない騎士たちは感動します。
クロエのことを天使のようだ!と思うのです。
バロンドール団長とクロエの初面談
騎士たちの間でクロエの噂を聞いていたバロンドールは、一度クロエと話してみたいと思っていました。
自分が耳にしていた『ダメな公爵夫人』と騎士たちの話すクロエが同一人物とは思えなかったのです。
実際に会ってみたクロエに、バロンドールはかなり好印象を受けるのです。
公爵夫人の50のお茶レシピ【25話】ネタバレあらすじ
騎士団の訓練場にクロエたちがやってきました。
お前ら!さっさとご挨拶しろ!公爵夫人にあらせられる!
案内してきたジェイコブは鼻高々に騎士たちに声をかけます。
ポカンとする騎士たち・・・。
騎士たちは整列してクロエに敬礼します。
こんなの初めて、と少し興奮するクロエ。
それもそのはず、クロエは今まで一度も騎士団を見に行くことはなかったので、記憶にもないのです。
クロエ・バーテンベルクです、と挨拶した後、騎士団に日頃の感謝の意を述べました。
主君から礼を言われるなんて初めてのことで、騎士たちは驚き戸惑います。
にっこり微笑むクロエ。
天使だ!クロエは騎士団の心を鷲づかみにしたのでした。
クロエは騎士団の面々に囲まれて談笑をしています。
そこへ、「何の騒ぎだ!」と団長のバロンドールが現れました。
ジェイコブ・バルト・カインに向って、定時訓練もサボってどこをほっつき歩いていたんだ?と責めます。
ジェイコブは公爵夫人の案内をしていたのだと説明します。
ここで、バロンドールはクロエの存在に気づきました。
クロエがバロンドールに声を掛けました。
挨拶をし、騎士団の練習を邪魔をして申し訳なかったと詫びます。
バロンドールは恐縮して、かえって部下達が無礼を働かなかったかと尋ねました。
みんなとても親切にしてくれて、楽しい時間を過ごしているとクロエが言うと、バロンドールの横でジェイコブが満足げな顔をしています。
バロンドールはジロリとジェイコブを睨んでいますが、話題を変えてクロエに少し時間を頂けないかと誘いました。
2人になると、バロンドールは先日の、クロエが騎士たちにお茶をご馳走したときのことを話し出しました。
下級騎士が夫人と向かい合ってお茶を飲むことすら貴族社会では考えられないこと。
部下には今後このような無礼を働かないよう指導したので許してくれと言いました。
クロエは、自分も楽しい時間が過ごせたと説明します。
続けて、お茶を淹れてもてなすことは自分の喜びでもあるから、騎士たちとティータイムを持つことを許して欲しいと頼みます。
バロンドールは、クロエが柔らかい口調ではあるが命令を下していること、それも騎士団の文化と権威を無視されたと感じさせず、下級騎士にまで気遣いをしていることに感服します。
バロンドールは快諾しました。
実はバロンドールは、クロエに謝罪するためだけに呼んだのではありませんでした。
騎士の間で話題になっている公爵夫人が気になっていたのでした。
元から、クロエのことは性格に欠陥があると聞いていたバロンドールですが、今回のことで、それは単なる誹謗中傷だと結論付けました。
今日のことを公爵に報告しなければ、と思ったのですが、以前夫人に関する些細なことは報告するな、と言われたので、今回のことは報告すべきではないと判断したのでした。
邸内では、クロエが騎士団と仲が良いことが噂になっています。
騎士たちのクロエに対する忠誠心も聞き及んでいるので、クロエに逆らわないほうがいい、とまでささやきあっているのです。
コリン夫人は荒れに荒れています。
マリーからその日の顛末を聞いて、自分の目論見が失敗しただけでなく、クロエの株が上がっていることが我慢できません。
クロエはマリーを呼び出しました。
ピクニックの件を聞き出すためです。
マリーに、「正直に答えて」と前置きして、北の森の氷の池のことを誰から聞いたのか尋ねました。
公爵夫人の50のお茶レシピ25話の感想&次回26話の考察予想
今回の危機は、以前クロエがジェイコブたち下級騎士にお茶をもてなしたことが功を奏して回避できました。
まさにお茶がクロエを救ったのですね。
クロエが自然に思ったり、行動していることが、少しずつ見方を増やして良い方向へ流れて行ってます。
でも、コリン夫人のクロエに対する敵対心は、どんどんエスカレートしている感じなので、次に何を仕掛けてくるのか気が気じゃありませんね・・・。
クロエは、バロンドールにも認められたようです。
少なくとも、正確に問題があるダメ公爵夫人、という評価はなくなりました。
今回コリン夫人が仕組んだことは、クロエだけでなく関係の無い下女まで巻き込むことになるところでした。
そのことが許せないと思うクロエは、これから反撃に出るのでしょうか?
まとめ
今回は漫画『公爵夫人の50のお茶レシピ』25話の見どころやネタバレ、感想をご紹介しました。