漫画「ある日、私は冷血公爵の娘になった」は原作Cotton先生、漫画Siya先生の作品でピッコマで配信されています。
今回は「ある日、私は冷血公爵の娘になった」116話を読んだので、見どころやネタバレ込みあらすじ、考察予想や読んだ感想をご紹介します。
マックの家から自宅に戻り、父親に心配をかけたことを謝るエステル。
父親もエステルのエメルに対する想いの深さを知らず、大事な情報を知らせなかったことを謝まりました。
兄カルルも、エメルの家門であるレイモンド家の他の後継者をすべて亡き者にしてしまったことをエステルに謝り、エステルは家族とのすれ違いを解消するのでした。
ロイともお互いの問題点を見つめ直し、再び主君と騎士の関係に戻り、エステルの家出騒動は決着します。
そしてラストでは、一人バルコニーにたたずむエメルの背後に、何者かが近づき…!
≫≫前話「ある日、私は冷血公爵の娘になった」115話はこちら
ある日、私は冷血公爵の娘になった116話の見どころ・考察予想
前回は家出したエステルが無事みんなと仲直りして、元気を取り戻して一安心しました。
これまで数回にわたり、アイリス皇女のいじめに対して、冷静に大人の対応をしてかわしてきたエステルですが、この家出で爆発したので、今回からついに反撃に出ます。
皇女のいじめがあまりにひどいものだったので、反撃は楽しみですね。
また前回久しぶりの登場となったエメルは、ほとんどセリフもありませんでしたが、今回は現在の心境を吐露する場面がありますので、じっくり観察していきたいと思います。
ある日、私は冷血公爵の娘になった116話のネタバレ込みあらすじ
ロイとエメル絶交する
場面は前回の続き、エメルが背後にいる人間に声をかけたところ。
その人物はエステルの護衛騎士ロイでした。
久しぶりに再会した二人ですが、ロイはエメルに絶交を宣言しに来たのです。
ロイは前回、エメルとの友情を優先してエステルを裏切ってしまったので、その落とし前をつけに来たのでしょう。
エメルはロイらしいと少し笑いました。
エメルは続けざまに、ロイがマスターになった件や、エステルの手の傷についてロイに尋ねましたが、ロイはそんなことより気になることがあります。
ロイの疑問、エメルの行動の理由とは?
ロイは、なぜお互いに好き合っていたエメルがエステルから離れて、嫌われるような行動をとったのか理由がわからずにいたのです。
エメルはロイはエステルもエメルを好きだったと考えていたようだが、そのようなことは一度もなかったと言いました。
エステルは、小さいころからずっとそばにいた護衛騎士だったから自分のことを好きになっただけで、護衛騎士がロイやジンだったら違う結果になったとエメルは考えているのです。
だからこそ、エメルはエステルとの関係をゼロからやり直したかったのです。
しかしロイは納得できません。
エメルのこだわりがエステルを傷つけてまですることに思えないからです。
そして何より、アイリス皇女のサロンに参加すれば、エステルを傷つけることになるのはわかりきっているのに…。
孤独な侯爵となったエメル
エメルも本当はアイリス皇女のサロンには参加したくなかったのですが、仕方のないことでした。
というのも、カスティージョをけん制している貴族たちから、元カスティージョの騎士だったエメルは避けられていたのです。
ロイはそこまでしても、エステルがエメルを選ぶ保証もないのに、馬鹿な行為だとエメルに自分の考えを伝えます。
しかし、エメルもエステルとの関係をリセットすることだけが目的の行動ではないから、エステルに許してもらえなくていいのだと、答えました。
ロイはせいぜい頑張れと少し突き放すように声をかけた後、去っていきました。
エメルとレイモンド家の確執
エメルはカスティージョに劣等感を抱き、闇を抱えていたレイモンド家が嫌いでした。
カスティージョに仕えていたエメルはいわば裏切り者。
侯爵として家に戻ったエメルを、レイモンド家の親族も家臣たちも受け入れず、憎悪をむき出しにしました。
しかしエメルはそんな憎悪は何とも思いませんでした。
むしろ、そんな憎悪が自分に似合っていると感じるエメル。
エステルが知っている「優しいエメル」のような人間では決してないと改めて自覚してしまうのでした。
エステルの反撃
エステルはマックの家でピアノの作曲に集中するマックといました。
マックは社交界でエステルとマックが恋仲であるかの様な噂が立っているから、ここにこないほうがいいのではと心配しています。
しかしそんなマックに、エステルは「ティーポットをけ飛ばす」というカスティージョらしい行動に出ることにしたの!と決意を伝えました。
そして次のシーンでは、エステルは再びアイリス皇女のサロンに呼ばれお茶を飲んでいました。
皇女はエメルのことでエステルにショックを与えてしまったことを謝ってきます。
しかし今日のエステルは、話を合わせず、皇女が自分をいじめるためにやったくせに知らないふりをしたと言い返したのです。
皇女を嘘つき呼ばわりした!と皇女も取り巻きの令嬢たちも大騒ぎです。
エステルはそれでもひるまず、どうせ今日もエメルを呼んでいるのだから、早くここに連れてくればよいと喧嘩腰で言葉を続けます。
そして、使用人に案内されて出てきたエメルにエステルは、二度と自分の前に顔を出さないでくださいと絶交宣言するのです!
ある日、私は冷血公爵の娘になった116話の感想&次回117話の考察予想
ついに隠してきたエメルの気持ちが明らかになり、これまでエステルとの関係を断っていたのも、二人のゼロからのスタートのためだったと分かりましたね。
エステルの恋愛感情が初心だから、という理由だけではやりすぎな気がしていたエメルの行動にも、今回の説明で少し納得がいきました。
そしてついに、嫌味なアイリス皇女にエステルが反撃を開始しました。
これまでのいじめにも、エステルはハープの演奏技術や、ドレスの新しいデザインなどで一泡吹かせていたので、ただやられていただけではありませんでした。
しかし、表立って敵意を表し宣戦布告するのは初めてだったので、今後の展開が楽しみです。
まとめ
今回は漫画『ある日、私は冷血公爵の娘になった』116話の見どころやネタバレ、感想をご紹介しました。
≫≫次回「ある日、私は冷血公爵の娘になった」117話はこちら
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