暴君の姉として生きる ネタバレ1話～4話(ピッコマ) 未来を変えられないと悟ったアリシアの取った行動は!?

暴君の姉として生きる1話～4話の注目ポイント＆考察予想

アリシアは未来を変えられるのか

小説のキャラクターに生まれ変わった優菜は、アリシアとして生きることになる。

アリシアは類まれな鍛冶師としての才能を持っており、それを活かして生きようとします。

 

しかし、弟が生まれ、家族を守るため必死に働いていたのですが、母の死をきっかけに大きく運命が変わっていきます。

 

小説では存在感の薄いアリシアの人生を、優菜は変えることが出来るのでしょうか。

軽妙な登場キャラクター同士の掛け合いにも注目です。

暴君の姉として生きる1話～4話のネタバレ込みあらすじ

知らない男と過ごす夜

主人公アリシアはある夜、出会った男と一夜を共にしていました。

記憶を遡り、なぜこんなことになっているのか思い出すアリシア。

 

たまたま出会って、そのまま夜をともにした二人。

横に寝ている男性は黒い髪に青い瞳をした人でした。

 

男性がアリシアの腕を掴むと驚くアリシアは、普段からこんな風に男と寝ているわけではないと話しました。

 

男性は名前をアレスと名乗りますが、それを聴いたアリシアは激しく動揺します。

昨夜聴いたのとは違う名前だと問い詰めるのですが、男性はそれは友人の名前だと語りました。

 

本当の名前はアレス・クレノスと名乗ると、アリシアはなぜ主人公がとつぶやくのでした。

皇女アリシア

アリシアは帰宅すると、すぐベッドに向かいます。

アリシアを心配する侍女をよそにうつ伏せで答えるアリシアですが、侍女はアリシアの体中にキスマークがあるのを発見して絶叫します。

 

朝食を一緒に摂るよう皇帝から命令が出ているアリシアでした。

しかし、今のアリシアを人前には出せない考えた侍女は、迎えに来た他の侍女に、皇女様は風邪をひいていて休んでいますと言って遠ざけます。

 

小説内のアリシアは現皇帝のたった一人の異父兄弟でした。

アリシアの父は没落した貴族で、アリシアが幼い頃に他界し、母はアリシアを友人に預けて貴族の家で働いていました。

 

アリシアには特別な目があり、鍛冶師として幼い頃から活躍していました。

ある日、母が突然帰ってきたと思ったら妊娠しており、アリシア達は苦しい経済状態に置かれます。

 

母は子どもの父親について語らず、アリシアもまた子ども一人面倒を見きれない父親には興味もないため訊くことはありませんでした。

 

そして、弟が生まれ、アリシアは家族のためにもっと頑張る最中、弟はどんどんとわがままになっていきました。

 

そんな中、母が伝染病で倒れこの世を去ります。

母は死の間際、弟のカイをよろしくねと伝えて亡くなりました。

 

アリシアは弟とかなり仲が悪かったため、見捨てようと考えていたのですが仕方がないと諦めるのでした。

 

そんなある日、母の書いた手紙をきっかけに弟が先代皇帝の子どもとわかり、環境が激変します。

アリシアは皇帝となったカイを支え、カイは隣国の姫と幸せに暮らしました。

 

これがアリシアにまつわる話しなのですが、小説を読んだ優菜は一言陳腐と語ります。

前世、姉妹の会話

アリシアは小説の登場人物でした。

妹の書いた小説に陳腐と評価をつける優菜は更に、一度乱暴者に生まれたら一生変わるわけないと妹の小説にダメだしをします。

 

妹はそういうのもいいかなと思ってと言いますが、ありきたりと一言で切り捨てました。

優菜はアリシアが物語後半から出てこないことにも触れ、扱いの悪さを指摘します。

 

優菜は妹に今回の小説がダメだったら就職するよう言います。

妹はそんなにダメかなと言いますが、優菜はさらに容赦ないダメ出しをするのでした。

 

そして、今は主人公が強くてかっこよくないと受けないと話すのでした。

しかし、1ヶ月後優菜には思わぬ出来事が起こります。

 

優菜はもともと、エリート街道を歩んでおり、その日は表彰式の後の打ち上げをしていました。

打ち上げの後、酔った優菜は橋から落ちてしまい、気が付くと16歳のアリシアに転生していたのです。

 

現状を認識したアリシアはもう一度死んだら帰れるのでは、ということで試してみましたが結局ダメでした。

 

なんとしても生き抜くと決めたアリシア。

鍛冶師としての腕と慧眼は変わっていませんでした。

 

それはもともと、アリシアは妹が優菜をモチーフに作成したキャラクターだったからでした。

優菜だった頃、妹に主人公を変えるようアドバイスし、主人公が変わったところ小説は大ヒットしました。

 

もともとの主人公であったアリシアの弟カイはというと、優菜のアドバイスのもと処刑される運命にあるのでした。

変えられなかった未来

アリシアの視点に戻り、優菜だった頃の自分のせいで弟もアリシアも死ぬことになると悲しむアリシア。

 

こうなれば言葉ひとつで設定が変わったように、未来も変えてやろうと考えます。

相変わらずわがまま放題の弟に諦めを覚えつつ、どうすれば良いのか考えるアリシア。

 

そんな中、小説のストーリー通りに母がこの世を去ります。

母が残した手紙を出さなければ、未来が変わるのではと思ったアリシア。

 

しかし、強制力が働くのか結局手紙を出すことになるのでした。

そして、帝国の兵士達がカイを迎えにきます。

 

カイ改めカイザーを迎えにきた兵士達ですが、姉であるアリシアにも同行してもらえればとお願いされました。

 

アリシアは地獄へ行くなどごめんだと内心思いつつ、カイザーの幸せを願っていると嘘をつきます。

 

兵士達はなにか望むものはないのですかと問いかけてくるので、治安の良い街に一軒家とお金がほしいと言います。

 

そんなアリシアにカイザーが泣きついて、一緒に来てくれなければ嫌だと喚くのでした。

仕方ないとついていくことにしたアリシア。

 

カイザーは先代皇帝に会い、その後すぐに先代は逝去し、カイザーが皇帝となります。

あまりの展開の早さに置いてきぼりなアリシア。

 

カイザーが皇帝になり、アリシアは弟を支えようと思います。

そんなアリシアの気持ちをよそに、カイザーはアリシアに跪けと命令するのでした。

暴君の姉として生きる1話～4話の感想＆次回5話の考察予想

アリシアが夜を共にした男性こそ、前世の妹の小説でアリシアの助言のもと主人公になったアレスでした。

 

アレスが出てくるということは、いずれ弟のカイザーは小説通りに殺されることになります。

それだけでなく、カイザーとともに自分まで死んでしまうことになると焦るアリシアでした。

 

アリシアはあまり弟のことを大事にしていませんが、自分の命はなんとか守りたいと考えています。

 

アレスが主人公だとすると、カイザーを処刑に追いやるのもアレスなのかもしれません。

そう考えるとアリシアにとっては近づきたくない相手ですね。

 

強制力が働いている以上、アレスがカイザーを討つのは確定しています。

カイザーが討たれるということは、自分も同様に死ぬことになるからです。

 

基本的に我が身可愛さで動いているアリシアですが、そのあたりは姉弟らしいとも言えるかもしれませんね。

 

アリシアの驚き様から、原作小説にはアレスがアリシアと夜を共にしたなどという描写はないようなので、これからアリシアとアレスがどう関わっていくのか気になります。

 

カイザーが皇帝になる未来は変えられなかったものの、それを支えようと思ったアリシアでしたが早速期待は裏切られました。

 

いきなり、アリシアに跪けと言い出すのですから、やはり本質は変わらずこのままなのでしょう。

このままカイザーが暴君のままですと、アリシアも命がないので必死に変えようとすると予想します。

 

これから先のアリシアが、カイザーをどう変えていこうとするのかにも注目です。

まとめ

今回は漫画『暴君の姉として生きる』1話～4話の見どころやネタバレ、感想をご紹介しました。

ざっとストーリーをまとめると・・。

≫≫次回「暴君の姉として生きる」5話はこちら

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